massの日記

日々の薪

2011年の振り返り

一年を振り返るといっても、長過ぎるので今年に入ってから興味を持つようになったことを振り返る。

  • 今年興味を持ったこと

開発プロセス、安定したリリープロセス、のベストプラクティス、これらを支えるツールとか。

  • 興味をもったきっかけ

短いながらアプリケーション開発業務に携わってきて環境が快適で製造物が安定していると視野を広く持て、逆にちょっとした作業をするのにいちいち手間がかかったりする環境で製造物が不安定だと気持ちに余裕がなく、視野が狭くなりがちだと気づいたことがきっかけだった、と今は思っている。(もちろん、全てが環境による問題ではないけれど、どんな人でも多かれ少なかれ環境による影響はあると思っている。)
環境によって自分の視野がかわるなーと気づいてから、どんな職種でも共通していえるのは環境というのは、自分自身が思っている以上に周囲や自分に影響を与えていて、そこって個人のスキル面とは別な部分で大切な部分だと、そういうことを考え始め、開発プロセスやリリースプロセスのベストプラクティス、という部分から入り、開発作業を支える環境というものに興味を持ち始めた。

  • 興味をもってから考えたこと

じゃあ、そういう快適な環境って個人が作れるものなのかというと、答えはYESだと思っている。多少の個人差はあるけれど、人は面倒くさがりだと思うので、同じ作業を毎回毎回何時間もかけてやるのは嫌がるし、あれこれ手間をかけるも嫌、もっと楽な方法があるならそれを使いたいと思う人が大半だと思う。そうして、自分なりに楽な方法、快適な環境を整えたりしていく。
自身も自分のローカルマシンの環境を細々整えたり、チームで開発環境を改善していったりしたので、こういう部分は個人、あるいはチームで整えていくという箇所もあると思う。現実的にプロジェクト単位でリリース手順とかは違うので、そういった実際の作業まで落とし込んだ部分はチームで考えていくことだと思っている。

ただ、そういった実際の作業手順まで落とし込む前、もっとざっくりとした開発の流れとかは個人個人や個々のチームで模索してやるよりは、考えを浸透させた上で、仕組みとして入れてしまうのが全体でみれば効率がよくて、相手にとっても嬉しいこと(アプリケーションの開発プロセスなど特にそうで、自分で色々な方法を考えるのも楽しいけど、ベストプラクティス的な手法があればそれに乗っかりたいと私は思う)なんじゃないかと考え始めた。

  • 興味をもってからやりはじめたこと

先月から新たな職場で働くことになり、色々と仕組みづくりの部分に目を向けるようになった。その一環として、今までは技術系の勉強会に参加していたけど、開発プロセスの勉強会にも参加するようになった。
リーン開発、アジャイル開発、ワンクリックデプロイなど、単語は知っていたけどそれが何者なのか知らなかったこと、実際に経験してきたこと、どちらも勉強会に出ることによって今までより理解を深めることができたと思っている。
後は、色々なチームのリリース手順や開発手法を見ること、他人のコードを見ること、を習慣づけるようにした。

  • 何故ブログを書いたのか

自分が興味をもったことを振り返って、何故そこに興味をもったのか、どういったことがきっかけで何をやりたいと考えたのか、そういったことを一度整理したかったというのが理由の一つ。
もう一つは、振り返りというものを定期的にする習慣をつけたかったのが理由。

来年の話をすると鬼が笑うというけれど、来年も年末に自分自身を振り返るなにかを書きたいなと思う。