massの日記

日々の薪

Rackサーバ、Powのインストール

Railsのローカルアプリでアプリを立ち上げにしたままにしていたりすることが結構ある。
そんな中で、Rails Hub情報局さんの記事Mac OS X用のRackサーバPowの存在を知った。

Rackサーバと記載されているけれど、実際はRackサーバであるとともにサーバマネージャでもあると思う。Officialサイトを見たところ0 Configのポリシーで、インストール→利用まで設定はほぼ0。
より具体的にいうなら、最小の実行コマンドは下記の3行。


$ curl get.pow.cx | sh
$ cd ~/.pow
$ ln -s /path/to/myapp

例えば、自分のMac環境でRailsのアプリblogを起動させるとする。
今まではhttp://localhost:3000でアクセスしていたのが、http://blog.devとかでアクセスできるようになる。

まだ試していないけれどアプリ単位でworker数とタイムアウト(アクセスがなかった場合にアプリを落とす)の設定もできる。


#~/.powconfig
export POW_TIMEOUT=300000
export POW_WORKERS=3

クラウドサービスが普及して、ローカルでガリガリ開発しなくても別にいい時代になってきたと思う反面、サーバーで試す前に自分のローカルでごにょごにょしたいという人は少なくないはず。
/etc/hostを変更するよりもシンプルに思えるし、管理しやすいと思う。