massの日記

日々の薪

Code4LibJP TechCamp2日目-午前の部、Herokuと戯れよう-

3/5~3/7に開催されたCode4Lib JAPANのTechCampに参加した。
この団体の趣旨としては、日本の図書館システムをよりよくしよう、というもの。
メンバーは、図書館関係者、図書館情報学を履修している学生、企業に努めている方々、など様々。

ここでは、自分がCamp2日目に作ったものを晒す。
2日目は各々好きなものを作る日。
午前中にまずしたのは、何を作るかをまとめること。
当日に書いたメモは下記。


code4libjpcamp_20110306.txt
#Androidアプリ

#図書館を指定
#近くの図書館
#指定した市区町村の図書館

#本を検索
#標題
#著者
#出版社

#貸し出し状況の表示
#貸し出し中
#借りれます

#tweeter_bot
#借りました!
#借りたいです!
#返しました!

先日のブログでのせた図書館APIを利用して、〜図書館で本を借りる、返した、借りたい!というのを叫ぶ。
本を返した人にはコメントをつけてもらうTwitterBotとの連携アプリ。
Androidアプリでいまいる、図書館を指定、本を借りるor返すor借りたいのかを叫ぶ。
Twitterのつぶやきには図書館と本のHashTagをつけて、後からタイムライン上で追えるようにする。

Botにした理由。
自分が手がけているWebサービスで、Twitter,Facebookのアカウントを利用したサービスがあるが、実は結構自分のアカウントの利用は敷居が高いのではないかと推察。
アカウント名=本人とひもづいているものもあり、ソーシャルなものだからこそのリスクが伴う。
私個人としては、図書館で借りた本を晒されたところで、マニアックな人生が晒されるだけなので、今更社会的な損失はないに等しい。
逆に、相方には自分の借りた本を人にさらされるのは嫌!なにそれ怖い、みたいな反応をされた。

私がやりたいのは本の感想交換と図書館の活性化、となると、感想交換はISBNベースのHashTagがあれば、TwitterのTimeLineでことたりる。
感想を言い合うのなら、そこで自分のアカウントでやればよい。
アプリではその道を作る手助けになればよい。

最終的には1日である程度動くものを作らなくてはいけない。
以上のことをもんもんと考え、午前10時から開発に着手。

午前のタスク TwitterBotを作ろう!
なにで作るか?→Heroku!
まずすることは?→Herokuにアプリケーションを追加&Twitterアカウントの取得(libdroidbot)

今の会社に入社して1年と4ヶ月、周りの先輩に教えてもらい、自分も嬉しさを実感したTDDでの開発を決意。
ひたすらTDDを繰り返す。お昼に休憩いれ、13時半頃にBotができた。


$ heroku create libdroidbot
$#中略
$ git push heroku master
$ heroku db:migrate
$ # 最終的にspecを流した結果
$ bundle exec rspec spec/
$ Finished in 9.57 seconds
$ 30 examples, 0 failures, 7 pending

Botであると同時に、APIから取得できるLibraryIDを利用して、図書館の活動履歴を取得しているので、図書館毎の活動履歴を下記から参照できる。
http://libdroidbot.heroku.com/

最終的に簡単なListページを作成し、14時に終了。+2時間。
午前の部はここまで。